近年はさまざまなメーカーからスマホが販売されており、どれにするか迷ってしまいますよね。そのなかで、国産スマホとして高い人気を誇るのが、ソニーのXperiaシリーズです。6月にはフラグシップモデルとなる「Xperia 1 V」が発売される予定で、注目が集まっています。

今回は「Xperia 1 V」と競合であるGalaxy シリーズのフラグシップモデル「Galaxy S23 Ultra」のスペックを比較しつつ、その特徴をチェックしていきましょう。

Xperia 1 Vの特徴は?

Xperia 1 Vのデザイン

Xperia 1 Vは、Xperiaシリーズならではの特徴である縦長のデザインを踏襲。背面は独自開発のテクスチャーを施し、側面には細かいスリットを入れることでグリップの安定感を高めているのもポイントです。

カラーはブラックとプラチナシルバーの2色をラインナップしています。

Xperia 1 Vのディスプレイ

Xperia 1 Vは、約6.5インチの4K有機ELディスプレイを搭載し、解像度は3840✕1644。リフレッシュレートは最大120Hzで残像感の少ないなめらかな映像を表示することが可能です。

また、テレビ事業で培った高画質エンジン「X1 for mobile」を搭載することで、鮮やかなコントラストの高い映像美を実現しています。

Xperia 1 Vの基本性能

Xperia 1 VはプロセッサーにSnapdragon 8 Gen 2 Mobile Platformを採用。ハイスペックが要求されるゲームでもさくさくと快適に操作することができます。本体設計の工夫による放熱性向上とCPUの電力効率改善によって、発熱を抑えながら高いパフォーマンスを長時間維持できるようにしています。

ソニーの強みであるオーディオは、フルレンジステレオスピーカーによる広がりのあるサウンドを実現。奥行感や低域の音圧を強化したアンプも搭載しています。メモリは12GB、ストレージは256GB。SIMフリーモデルで16GB/512GBという選択肢も用意しています。防水性能はIPX5/IPX8、防塵性能はIP6Xに準拠しています。

Xperia 1 Vのカメラ

Xperia 1 Vは背面にトリプルレンズを搭載し、約1200万画素/超広角+約4800万画素/広角+1200万画素/望遠という構成です。前面カメラは約1200万画素。

最大の特徴は、新開発の2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサー「Exmor T for mobile」を世界で初めて搭載していることです。前機種より約1.7倍大判化しており、再現の難しい夕焼けや夜景などのグラデーションを低ノイズかつ色彩豊かに表現することができるようになりました。

また、動画撮影では新機能として「S-Cinetone for mobile」を搭載し、ソフトな色合いで人肌の色味や質感をより綺麗に描写します。

Xperia 1 Vのバッテリー

Xperia 1 Vのバッテリー容量は5000mAhと大容量。4Kディスプレイによる映像再生でも約20時間連続再生できるスタミナを備えています。独自の充電最適化技術で3年後も最大容量を80%以上維持する劣化しにくいバッテリーであることも特徴です。

このほか、ワイヤレス充電や急速充電(最短30分で約50%チャージ)にも対応しています。

Xperia 1 Vの価格

Xperia 1 Vの価格は下記の通りです。

  • SIMフリー(16GB/512GB):オープン(市場想定価格は19万5000円、7月下旬発売)
  • ドコモ:未定(6月中旬以降発売)
  • au:21万240円(6月16日発売)
  • ソフトバンク:未定(6月中旬以降発売)

※執筆時点(2023年6月1日)での各種キャンペーンを適用しない場合の通常価格となります。