名馬・ウオッカなどを輩出

話題となったタニノギムレットは、1999年生まれの24歳です。

父・ブライアンズタイム、母・タニノクリスタル(母父・クリスタルパレス)という血統で、現役時代の成績は8戦5勝。前述の通り、2002年の東京優駿(G1)を制しています。

種牡馬になってからは、牝馬ながら父と同じ東京優駿を制したウオッカや、スマイルジャック、セイクリッドバレー、オールザットジャズといった重賞馬を輩出しました。

その後は2020年に種牡馬を引退し、Yogiboヴェルサイユリゾートファームで功労馬生活を送っています。

「破壊王」と呼ばれるタニノギムレット

Yogiboヴェルサイユリゾートファームのツイッターアカウントでは、タニノギムレットのかわいらしい部分が多く投稿されています。

穏やかそうな顔をしていますが、放牧地の柵を破壊するといったヤンチャな一面を持ち合わせています。

ちなみに、Yogiboヴェルサイユリゾートファームに繋養されてから、昨季の村上宗隆選手の本塁打数(56本)と同じぐらい柵を破壊しているそう。ファンからは「破壊神」と呼ばれることも…。

数々の名馬が生活しているYogiboヴェルサイユリゾートファーム

いかがだったでしょうか。今回はタニノギムレットの人懐っこい一面について紹介しました。

Yogiboヴェルサイユリゾートファームには、アドマイヤジャパンやローズキングダムといった名馬も在籍。

牧場は一般客向けにも一部開放されており、カフェと宿泊施設が用意されているので、気になる方は現地まで足を運んでみてはいかがでしょうか。
※馬の安全を守るために、いくつかのルールが設けられているので、必ずルールを確認した上で見学しましょう

参考資料

小野田 裕太