建売住宅の不便4. トイレの位置が悪い
「玄関から入ってすぐの位置にトイレがあります。トイレに入っている時に宅配便などの来客があると、来客が帰るまでトイレから出づらくなります」とご夫婦は言います。
トイレが玄関の近くにあると、外出前や帰宅後にすぐにトイレに行けるのがメリットである反面、ご夫婦のように来客時には不便を感じることがデメリットです。
気になる人は、1階のトイレが玄関からの視界に入るかどうかや、トイレが2階や3階など複数あるかを確認しておきましょう。
建売住宅の不便5. 外からの視線が気になる
「リビングの窓が大きく日当たりは良いのですが、道路に面しているため、通行人の視線が気になってしまい、常にカーテンを閉めた状態でないといけないのがストレスです」とご夫婦は言います。
建売住宅を内覧する際は、室内の確認だけではなく、周辺環境や近隣の状況なども確認するのが重要です。
通行人など外からの視線が気になる場合は、目隠しフェンスやブラインドを設置するなどして対策しましょう。
建売住宅の不便6. クローゼットが玄関から離れている
「ウォークインクローゼットが玄関から一番遠い寝室の奥にあります。出かける前に慌ててアウターを着る時に、わざわざ寝室の奥まで戻らないといけないため不便です」とご夫婦は言います。
ウォークインクローゼットの位置は、人によって好みが分かれるでしょう。
寝室にあれば、朝起きてすぐに着替えられたり服を広げたりしやすいのがメリットです。
しかし、ご夫婦のように玄関から取りに行く場合は手間がかかってしまいます。
玄関横にあれば、帰宅してすぐにアウターを収納できるのがメリットですが、トイレの位置と同様で、来客時には使いにくくなるでしょう。
気になる人は、ウォークインクローゼットの位置も事前に確認しておきましょう。
優先順位を考えて建売住宅を購入しよう
神奈川県で4200万円の建売住宅を購入した30代夫婦の体験談を紹介しました。
建売住宅を購入するうえで、家族のすべての希望を満たすことは難しいため、希望の優先順位を考えて決断するのがおすすめです。
とくに、生活動線や家事動線が悪いとストレスを感じやすくなります。
そのため、内覧の際は、実際に住んだイメージを想像しながら細かく確認するようにしましょう。