サッカー日本代表のスペイン戦勝利によって行うことになった、「一人箱根駅伝」のゴールの瞬間がツイッター上で話題になっています。

投稿したのはツイッターユーザーの@B747_300SRさん。

当ツイートは2023年5月26日時点で3.2万件を超えるいいねを集めており、「おめでとうございます!」「よく頑張りました」「完走バンザイ」といった具合に、称賛する人からのコメントが続出しております。

※ツイート写真は【写真3枚】をご参照ください

※今回紹介するツイートは、投稿者様の許可を頂いております

日本代表の勝利を記念した「一人箱根駅伝」

「『日本代表がスペイン代表に勝ったら大手町から芦ノ湖まで一人箱根駅伝やる』と軽率な公約を立ててしまって6ヶ月…言った約束はきちんと守れました。ということで一人箱根駅伝完走しました」というコメントとともに投稿されたのは、過去ツイートのスクリーンショットをはじめとする、4枚の写真でした。

スクリーンショットされたツイートの内容は、「カタールW杯2022で日本代表がスペイン代表に勝った場合、一人箱根駅伝をする」という内容のもの。

スペインといえば、言わずと知れたサッカー強豪国。ネット上でよくある、「〇〇が勝ったら〇〇する」を本当に実行して、ゴールしてしまうとは…驚きですね。ちなみに箱根駅伝の距離は、往路5区間で100kmを超えています。

「一人箱根駅伝」を行った経緯

ここで気になるのが、なぜこのような事態になったのか。本人によると、「周りから何か言えという圧力」があったのだとか。実は@B747_300SRさんはロシアW杯2018でも「軽率ツイート」をしており、その時はコロンビア戦の勝利を記念して、東京都から山口県まで1000km超の距離を自転車で走破することになったのだそう。

「今大会の試合結果でも何か宣言してほしい」という周りの声に乗せられたと話す@B747_300SRさん。「まさかこのようなことになると思わず現実味がありませんでした」と、スペイン戦の結果が出た時の思いを語ってくれました。

冗談で済ませることもできそうですが、自分の発言に責任を持って「一人箱根駅伝」にチャレンジした@B747_300SRさん。

スタートしたのは4月末。当時は、5月末までにゴールできればと考えていたそうです。

一番辛かった区間は…

出所:@B747_300SR

約3週間ほどで「一人箱根駅伝」を完走した@B747_300SRさん

ゴール時の心境について聞いてみると、「うれしいというよりは、安堵感が大きかったです。これでようやく半年前の禊が一つ済んだなと…」と話してくれました。

一番辛かった区間は、箱根の山登りの5区と思いきや、大雨の中走った3区だそう。神奈川県横浜市戸塚区から神奈川県平塚市までの21.4kmとなっています。

コースの特徴として、前半の約9kmは緩やかな下り坂。11kmを過ぎると、正面に富士山、左側に相模湾を臨む箱根駅伝の中で一番の景勝地です。区間記録は、第96回大会でイェゴン・ヴィンセント選手(東京国際大学)が記録した59分25秒となっております。

次は自転車で東京都から山口県まで

出所:@B747_300SR

取材の最後、「一人箱根駅伝」の走破タイムについて聞いてみると、「天候による中断などがあったため、正確には測っておりませんが、走った時間は約20時間くらいだったかと思います」とのこと。

見事公約を達成した@B747_300SRさんですが、次は東京都から山口県まで1000km超を自転車で走破しなくてはいけません。

今後の展開から目が離せませんね。

参考資料

@B747_300SR

小野田 裕太