心臓が止まりそう…そんなイメージから水風呂に苦手意識のある方も多いのではないでしょうか。
サウナ愛好家の中には「水風呂を制するものはサウナを制する」と言われるほど、サウナにおける水風呂はとても大きな存在です。
そこで今回は、水風呂に苦手意識のある方に向けて、水風呂にスムーズに入れるようになるコツを紹介します。
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1. ①サウナでしっかり温まる
サウナでしっかり温まってこそ、水風呂が気持ちよく感じられるもの。20度以下の水風呂に入るためには、それなりに体を温める必要があるということです。
実は私も以前まで水風呂に苦手意識があったひとり。スムーズに入れるようになったのは、サウナ室の中で8分〜10分、じっと出来るようになってから。「限界」と思ってから100秒数えるくらいが私にとってベストな温まり具合。「あ〜早くサウナ室から出て、体を冷やしたい」と思えるまでしっかり温まると、水風呂への苦手意識も薄れるはずです。
2. ②手のひらを水につけない
サウナでしっかり温まった後でも、なかなか水風呂に挑戦できないでいる方。水風呂に入る時、手から水風呂へ入ろうとしていませんか。
人間の手のひらには体温調整を担う血管が多く流れています。つまり、手のひらから水風呂に入ると、早い段階で体が「冷え」を感じてしまうのです。
逆にいえば、手首から上を水風呂につけずに入るのを意識すれば、体が冷えを感じるのをゆるやかにできるということ。ぜひ試してみてください。
3. ③水風呂の中で30秒ほどじっとする
「羽衣(はごろも)」という言葉、聞いたことありませんか。羽衣とは、サウナで温まったあとに水風呂に入ると発生する膜のことです。羽衣ができると不思議と水風呂の中でも全く冷たくありません。むしろ心地よさを感じてしまうほど。
羽衣を作るコツ3つ。1つ目はサウナで体をしっかり温めた状態であること。2つ目は、水風呂がジャグジータイプではないこと。3つ目は、水風呂の中で30秒ほどじっと静止すること。
羽衣ができた状態の水風呂を経験すると「もう一回あの心地いい感覚を味わいたい」と思うはずです。①〜③のコツを意識して、心地いい水風呂を体験してみてください。
4. コツを意識すると水風呂への苦手意識も薄れる
今回は、水風呂にスムーズに入る際のコツを紹介しました。
筆者自身まだまだ水風呂は苦手ですが、今回紹介したコツを試すようになってから、徐々に水風呂にチャレンジできるようになってきました。
ただし一番大切なのは「心地いい」こと。いくらコツを試してもやっぱり水風呂が苦手という方もいるはずです。決して無理することなく、自分のペースで水風呂にチャレンジしてみてくださいね。
LIMO編集部