京都旅行の楽しみと言えば、パワースポット巡り!開運・縁結び・金運など、運気を上昇させたい方は多いのではないでしょうか。

しかし、京都にはパワースポットと呼ばれる場所がたくさんあり過ぎて、行き先を決定するのが難しい点が悩みどころ。

そこで今回は、「ここに行けば間違いない!」というパワースポットを、6カ所厳選して紹介します。京都でパワースポット巡りを計画している方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

【京都】1. 日向大神宮(山科区)

まず紹介するのは、京都市山科区にある日向大神宮(ひむかいだいじんぐう)。「京のお伊勢さん」と呼ばれており、第23代顕宗天皇の時代に創建された、とても古い神社です。

御祭神は天照大御神(あまてらすおおみかみ)をはじめとした6柱で、開運や厄除けにご利益があるとされています。

境内は山の斜面を切り開いたように広がっており、自然のマイナスイオンに身も心も癒されますよ。

伊勢神宮と同様にお参りする場所が外宮と内宮で分かれているのに加え、厳島神社・春日神社・天岩戸戸隠神社なども点在しています。時間に余裕があるときはお賽銭を多めに持って、全部お参りしてみましょう。

画像出所:筆者作成

【京都】2. 八坂神社(東山区)

続いて紹介するのは、京都市東山区にある八坂神社(やさかじんじゃ)です。京都三大祭でユネスコ無形文化遺産にも登録されている、祇園祭を執り行っている神社でもあります。

主祭神は素戔嗚尊(すさのをのみこと)で、あらゆる災いを祓うと言われています。また、縁結びのパワースポットとしても人気を集めており、社務所にはかわいいデザインのお守りがズラリ。

近隣には花見小路・高台寺・清水寺があり、旅行プランに組み込みやすい神社です。

画像出所:筆者作成

【京都】3. 御金神社(中京区)

京都市中京区にある御金神社(みかねじんじゃ)は、その名の通り金運アップで知られているパワースポットです。住宅街のなかに佇んでおり、金色の鳥居が参拝者を出迎えます。

主祭神は、すべての金属類・鉱山・鉱石などを護る金山毘古命(かなやまひこのみこと)。現在も、金運上昇や資産運用、事業の成功を願う人からの信仰を集めています。

社務所が開いている時間帯は境内の外まで行列ができる日もあるので、お参りだけをしたい方は早朝や夕方以降に訪れるのがおすすめです。

画像出所:筆者作成

【京都】4. 北野天満宮(上京区)

上京区にある北野天満宮は、学問の神様・菅原道真公を祀っている神社です。地元の人からは、親しみを込めて「北野さん」「北野の天神さん」と呼ばれています。

境内には「撫牛」という牛の像が奉納されており、頭をなでると学問成就を願うこともできますよ。参道や楼門などいたるところにあるので、ぜひ探してみてください。

梅と紅葉の名所としても知られており、春と秋は特に大勢の人で賑わっています。

画像出所:筆者作成

【京都】5. 伏見稲荷大社(伏見区)

日本のみならず、海外からの観光客からも高い人気を誇る伏見稲荷大社も、京都でおすすめのパワースポットです。

和銅4年(711年)に御祭神の稲荷大神が鎮座し、1300年以上の歴史があります。ご利益は、五穀豊穣や商売繁盛、家内安全などです。

本殿の先にある奥社や稲荷山へは誰でも行けるので、時間の余裕があるときは巡ってみましょう。奥社の重軽石や、稲荷山から見下ろす京都の街並みは必見です。

画像出所:筆者作成

【京都】6. 安井金比羅宮(東山区)

安井金比羅宮(やすいこんぴらぐう)は、八坂神社や清水寺の近くにある神社です。悪縁を切り良縁を結ぶ神社として知られており、特に人間関係に悩んでいる方がよく訪れています。

お参りの際に注目して欲しいのが、「縁切り縁結び碑(いし)」。願い事が書かれた「形代(かたしろ)」という紙で覆われており、独特の雰囲気を醸し出しています。

願い事を書いた形代を持ち、心の中で願いを唱えながら碑の穴を往復した後、形代の碑に貼ると、悪縁を切って良縁を結べるのだとか。形代は、碑の左側の台に用意してあります。

画像出所:筆者作成

【京都】人気のパワースポットが盛りだくさん!

文化庁が発表した令和4年版の「宗教年鑑」によると、京都府には神社が1761社もあります。数年かけても、全て巡るのが難しいくらいの数です。

今回紹介した京都の神社のパワースポットは、ほんの一部。自分の願い事や旅行の行き先に合わせて、参拝する神社を決めてみてくださいね。

参考資料

成瀬 亜希子