いつの間にかどこかに消えてしまったという「キノコ図鑑」が、ツイッター上で大きな話題となっています。

投稿したのは、ツイッターユーザーの@raptorial_owletさん。

当ツイートは、2023年5月9日時点で6800件を超えるいいねを集めており、「これはむずい」「擬態している!」「読み込んでるところにすっごく愛を感じて好き」などといった反応が多数寄せられています。

※ツイート写真は【写真3枚】をご参照ください
※今回紹介するツイートは、投稿者様の許可を頂いております

行方がわからなくなった「キノコ図鑑」

「我が家のキノコ狂いの3歳児、先日から彼女が座右の書としているキノコ図鑑が何故か無くなってしまい、毎日『きのこのずかん、ない、ない』と言っていたのですが、いまお父ちゃんは何処にあるか気づいてしまったよ」というコメントとともに投稿されたのは、本棚に並ぶ図鑑を撮った1枚の写真でした。

並んでいる図鑑の背表紙を確認してみると、コメントの通り、確かにキノコ図鑑が見当たりません。いったいどこにあるのでしょうか。

もう一度、よく図鑑を確認してみると…両生類・はちゅう類の図鑑が2冊あることが分かります。なんとキノコ図鑑は、両生類・はちゅう類図鑑のカバーの中に隠れていたのでした。

出所:@raptorial_owlet

なんとなく目をやったら「キノコ図鑑」を発見

話題となったツイートを投稿した@raptorial_owletさんに、キノコ図鑑を発見した時の心境について伺うと、「何か感想を持ったわけではないのですが、とりあえず大いに腑に落ちました」と語ってくれました。

大きな図鑑なので、なくなるはずがなく、見当たらないことを不思議に思っていたという@raptorial_owletさん。心当たりのある場所を探し尽くした後、洗濯物をたたみながらボーッと本棚に目をやった時、両生類・はちゅう類の図鑑が2冊あることに気がついたのだそうです。

ちなみに、投稿された写真は図鑑を分かりやすく並べ替えた後の状態を撮ったものであり、はじめは2冊が離れた場所にあって、気づくことが難しかったのだといいます。

最近はキノコにハマっている娘さん

コメントには、「キノコ狂いの3歳児」とある娘さん。娘さんの性格について聞いてみると、「家ではそこそこ暴れ回っております」と教えてくれました。外ではお姉さんぶるらしく、「なんだか偉そうなこと」を言うのだとか。とてもかわいらしい娘さんですね。

何冊もある図鑑は「なんとなく」で1冊ずつ買い与えているそうで、娘さんはその時々で興味のあるものをずっと読んでいるのだといいます。

「深海生物、キノコ、恐竜、両生類あたりへの興味を行ったり来たり」しているらしく、昨年くらいからキノコへの熱が高まり、毎日キノコ狩りに行きたいとせがむのだそうです。

ちなみに、娘さんのお気に入りのキノコは、タマゴタケとハナビラニカワタケなのだそう。@raptorial_owletさんは娘さんの好みについて、「タマゴタケは子供の心を掴みやすい特徴をしているのでなんとなく分かるのですが、ハナビラニカワタケはなんで好きなのか皆目検討もつきません」と語っています。

出所:環境省 東北地方環境事務所 アクティブ・レンジャー日記

キノコ図鑑が見つかるも、娘さんは意外に淡白な反応

取材の最後、キノコ図鑑が見つかった時の娘さんの反応について@raptorial_owletさんに聞いてみると、「比較的淡白で、『あったねぇ』と言って持っていきました」と回答してくれました。

大きな反応はなかったようですが、しっかりと図鑑を持っていったあたり、キノコへの熱はまだ冷めていないようです。

いかがだったでしょうか。今回はツイッターで話題の、「消えたキノコ図鑑」について紹介しました。

@raptorial_owletさんのツイッターアカウントには、動植物の姿を捉えたものなど、理科に関する写真・動画が多数投稿されています。気になった方は、是非チェックしてみてください。

参考資料

小野田 裕太