緑の葉が生い茂るハーブも庭を彩る植物のひとつ。茎が伸び、緑の葉がイキイキと育つ様子は大変清々しいものです。

爽やかな五月の風に、そよそよと揺れる美しいハーブを庭で育てて楽しんでみませんか。

そこで今回はハーブがそよぐお洒落な庭になる!ハーブの育て方のコツとオススメのハーブを紹介します。さっそくみていきましょう。

初心者も育てやすいハーブ、育て方のコツとは?

ハーブにはさまざまな品種があります。ハーブの原産地によって生育環境が異なるため、自宅の庭が生育条件に合致するか、事前に調べておきましょう。

ハーブのなかには乾燥を好み、多湿が苦手なハーブも多くあります。雨の影響を避けるために、移動しやすい鉢植えで育てるのも一案です。

基本的にハーブは丈夫な性質の植物です。種類によっては地植えにすると、すぐに大きくなるので群生すると大変見映えがよくなるのが特徴です。

その一方、増えすぎて他の植物の生長を阻害してしまうこともあります。生長が著しいハーブは鉢植えで育てることを検討し、地植えにしたい場合はハーブを植えた鉢ごと土に埋めて、根域を制限して育てるのもよいでしょう。見た目もナチュラルな雰囲気になります。

ハーブがそよぐお洒落な庭になる!育てやすいオススメハーブ7選

カラミンサ

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カラミンサはラッパのような花を茎全体に咲かせる多年草。品種によって花の大きさなどが異なります。花が小型の品種は可憐な印象ですが、群生すると見応えのある風景になります。※参考価格:400~600円前後(3号ポット苗)

モナルダ

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夏の暑さにも負けず、炎のような形の花を咲かせるモナルダ。ベルガモットとも呼ばれ、その芳香はアロマオイルなどにも活用されています。

レッドやホワイト、ピンク、パープルなど、長い茎の先端に咲く美しい花が印象的です。※参考価格:300~600円前後(3号ポット苗)

センテッドゼラニウム

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野趣あふれる花を咲かせるセンテッドゼラニウム。花に香りがあるハーブの総称で、花は主張しすぎず可憐な印象です。近年は切り花として園芸店でも出回っており、ブーケなどにも加えられています。※参考価格:300~600円前後(3号ポット苗)

セージ

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セージは草丈が高く、花姿が美しいハーブです。茎の先に咲くブルーやパープルの品種は爽やかな印象で、群生すると庭の見映えがよくなります。

増えすぎて困ることもあるので、地植えにする場合は注意が必要です。※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)

ラベンダー

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長い茎の先にパープルの花穂を付け、花穂からは爽やかな香りが漂うラベンダー。春から初夏にかけて美しい花を咲かせる人気のハーブです。

清々しい見た目のイングリッシュラベンダーは高温多湿が苦手ですが、フレンチラベンダーは温暖地でも育てやすい品種です。※参考価格:300~600円前後(3号ポット苗)

ジャーマンカモミール

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白い小花が愛らしいジャーマンカモミールは甘い香りが特徴のハーブ。草丈が低く可憐な花姿なので、まとまって花を咲かせると、とてもお洒落です。

よく似た植物に多年草のローマンカモミールがありますが、ジャーマンカモミールは一年草です。またローマンカモミールの花と葉には芳香がありますが、ジャーマンカモミールは花だけです。※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)

ミント

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ミントは生育旺盛なハーブ。地下茎でどんどん繁殖するので、やや大きめの鉢に3種ほどを寄せ植えすると見映えもよく、お洒落な印象になります。

草丈の高いスペアミントやアップルミント、ブラックペパーミントなどを鉢に加えるとナチュラルガーデンにも似合います。※参考価格:200~500円前後(3号ポット苗)

まとめにかえて

今回はハーブがそよぐお洒落な庭になる!ハーブの育て方のコツとオススメのハーブを紹介しました。

ハーブは食用や飲用、香りなど、さまざまな活用の仕方がありますが、ハーブを特別な用途で植えなくても、他の花々と同じように、鑑賞用として気軽に楽しんでみるのもオススメです。

花姿が美しいハーブはたくさんあるので、ぜひお気に入りの品種を選んで育ててみてくださいね。

LIMO編集部