お菓子の「カール」を物資援助になぞらえた投稿が、ツイッター上で大きな話題となっています。

投稿したのは、ツイッターユーザーの@Ton_beriさん。

当ツイートは、2023年5月8日時点で3万件を超えるいいねを集めており、
「今度東日本の人にお菓子送る時はカールにしよう」
「大好きだったチーズ味もう忘れかけてるわ」
「カール難民…」
などといった反応が多数寄せられています。

※ツイート写真は【写真2枚】をご参照ください

※今回紹介するツイートは、投稿者様の許可を頂いております

「東日本」にはなくなってしまったカール

「東側の住人の証言『西側の物資援助には本当に助かりました。こういう物資は、東側にもうありません。私がこれを見たのは、何年振りのことか……これが溢れている西側の世界は、なんと素晴らしいのでしょう』」

というコメントとともに投稿されたのは、段ボールに入ったカールを撮影した写真でした。

コメントだけ見ると貴重な援助物資が送られてきたように書かれていますが、実際にはお菓子の「カール」について話しているという、ユーモアに富んだツイートとなっています。

「東日本」では、気軽に手に入らなくなってしまったカール。懐かしむ気持ちがある人は少なくないかもしれません。

カールは2017年に「東日本」で販売終了

カールといえば、「それにつけてもおやつはカール」というキャッチフレーズでも有名な、株式会社明治が販売しているスナック菓子です。

やみつきになるチーズ味、サクサクとした食感、くるんとカールした独特な形などで人気のお菓子でしたが、徐々に売り上げが低迷。2017年より販売エリアを縮小し、西日本限定販売となってしまいました。

また、カールが売られている西日本であっても、「チーズあじ」「うすあじ」以外の味(主にカレー)を懐かしむ声が多いようです。

6年ぶりに食べたカール

出所:@Ton_beri

今回話題となったツイートを投稿した@Ton_beriさんに話を伺うと、写真のカールは送られてきたものではなく、普通に通販で購入したものなのだそう。

@Ton_beriさんのお住まいはカールが販売されていない東日本。何年ぶりにカールを食べたのか聞いてみると、「6年ぶりくらいかと思われます」と答えてくれました。

カールが東日本で販売されなくなったのが2017年のことなので、販売終了ギリギリまでカールを食べていたそう。

カールは思い出のままの味

取材の最後、6年ぶりに食べたカールの味について@Ton_beriさんに聞くと、「思い出のままの味でおいしかったです」との回答がありました。

貴重な「物資」の味を堪能した@Ton_beriさんには、「東側」の人たちの羨望の眼差しが集まっていることでしょう。

いかがだったでしょうか。今回はツイッターで話題の、「東日本にはない物資(カール)」について紹介しました。

西日本限定となっているカールですが、オンラインショップでは購入することができるようです。気になった方はぜひ、チェックしてみてください。

参考資料

小野田 裕太