曜変天目に着想を得た畳

出所:@japanese_floor

「曜変地目」という名付けと、角度によって色が変わるという特徴は、世界に3点しか現存せず、そのすべてが日本の国宝に指定されている「曜変天目」を想起させます。

制作者の@japanese_floorさんに話を伺うと、たまたま訪れた美術館で曜変天目を目にしてあまりの美しさに感動し、自身も光り輝く畳を作ってみたいと思ったことが、「曜変地目」
制作のきっかけになったそう。

物理的に踏まれて利用されるものである畳。伝統産業として社会的(収入的)に厳しい立場になりつつある畳職人。「踏まれながらも、それでも輝きたい」という思いを込めて、「曜変地目」というタイトルを付けたと@japanese_floorさんは語っています。