曜変天目に着想を得た畳
「曜変地目」という名付けと、角度によって色が変わるという特徴は、世界に3点しか現存せず、そのすべてが日本の国宝に指定されている「曜変天目」を想起させます。
制作者の@japanese_floorさんに話を伺うと、たまたま訪れた美術館で曜変天目を目にしてあまりの美しさに感動し、自身も光り輝く畳を作ってみたいと思ったことが、「曜変地目」
制作のきっかけになったそう。
物理的に踏まれて利用されるものである畳。伝統産業として社会的(収入的)に厳しい立場になりつつある畳職人。「踏まれながらも、それでも輝きたい」という思いを込めて、「曜変地目」というタイトルを付けたと@japanese_floorさんは語っています。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/グルメ・SNS担当
1991年生まれ。千葉県柏市出身。立正大学社会福祉学部卒業。2022年に株式会社モニクル傘下の株式会社ナビゲータープラットフォーム入社。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部にて、世の中で話題となっている出来事の深掘りや、思わず食べたくなってしまうグルメ記事を積極的に発信している。
それ以前は、株式会社NEWSYが運営している「ニュースサイトSirabee」の編集者として、スポーツ、グルメ、トレンドの深掘りなど、幅広いジャンルの記事を執筆。とくに関東のデカ盛りグルメに詳しく、年に50店舗ほど回ったことも。
株式会社商業界でも勤務し、小売・流通業界に特化したwebメディア「商業界オンライン」の編集者として、小売業界の動向が分かる記事を執筆していた。(2023年11月27日更新)