近年では、音楽配信や動画配信だけでなく、飲食や衣類、車など多くのジャンルでサブスク型のサービスが増えてきています。

こういったサブスクサービスの流行に伴い「サブスク(定額制サービス)」という言葉を、よく耳にするようになった人も多いのではないでしょうか。

一方で「名前は知っているけど、どのようなサービスか知らない」「サブスクを利用したことがない」という人も一定数いるでしょう。

本記事では、サブスクの概要や具体的なサービス内容について詳しく解説しています。

アンケート調査をもとにした、サブスクの利用状況や意向についても紹介しているので、あわせて参考にしてください。

サブスク(定額制サービス)とは

サブスクとは「サブスクリプション」の略称であり、日本では定額制サービスとも呼ばれています。

サブスクは、月額料金を定額支払いすることで、その契約期間内はモノやサービスを利用することができます。

従来のサブスクでは、音楽配信や動画配信といったデジタルの無形サービスが一般的でした。

しかし、近年においては衣類や飲食といった有形サービスのレンタルや提供を受けられるサブスクも人気となっています。

現在日本のサブスクサービスは、デジタル系と非デジタル系にわけることができるでしょう。

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出所:消費者庁「サブスクリプション・サービスの動向整理」を参考に筆者作成

出所:消費者庁「サブスクリプション・サービスの動向整理」を参考に筆者作成

サブスクの種類によって500円や1000円、2000円と利用料金が異なり、ユーザーが比較的気軽に利用しやすい価格帯でサービスを提供しています。

また、サブスクの需要は年々高まっており、サービス内容も進化を遂げていることから、今後はより画期的なサブスクサービスが登場する可能性は大いにありそうです。

サブスク(定額制サービス)の利用状況と重視する点

マイボイスコム株式会社は、定額制サービス(サブスクリプション)に関する調査を行っています。

調査概要は下記のとおりです。

  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査対象:MyVoiceのアンケートモニター
  • 調査時期:2023年2月1日~2月5日
  • 回答者数:9986名
  • リリース公開日:2023年3月3日

上記の調査によると、直近1年間でサブスク(定額制サービス)を利用した人は、3割強という結果になりました。

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出所:マイボイスコム株式会社「【定額制サービス(サブスク)に関する調査】直近1年間の利用者は3割強で増加傾向。利用意向は3割弱、若年層で比率高い。利用時の重視点は「料金に見合う内容」「月額料金」が意向者の各8割弱」

出所:マイボイスコム株式会社「【定額制サービス(サブスク)に関する調査】直近1年間の利用者は3割強で増加傾向。利用意向は3割弱、若年層で比率高い。利用時の重視点は「料金に見合う内容」「月額料金」が意向者の各8割弱」

2019年の「直近1年間で定額制サービスを利用した割合18.2%」と比較すると、利用者が増加傾向にあることがうかがえます。

具体的な直近1年間に利用したサブスクとして、半数以上が「定額制映像配信サービス」と回答しており、次いで「音楽配信」「電子書籍・雑誌・コミック」のサービス利用が上位となりました。

このことから、依然としてサブスクにおいては「映像」「音楽」といった、無形サービスの提供需要が高いことがわかります。

では、利用者が定額制サービスで重視している点は、どのような部分なのでしょうか?

マイボイスコム株式会社の同調査によると、定額制サービス利用意向者が重視する点として「料金に見合う内容である」「月額料金」が上位となりました。

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出所:マイボイスコム株式会社「【定額制サービス(サブスク)に関する調査】直近1年間の利用者は3割強で増加傾向。利用意向は3割弱、若年層で比率高い。利用時の重視点は「料金に見合う内容」「月額料金」が意向者の各8割弱」

出所:マイボイスコム株式会社「【定額制サービス(サブスク)に関する調査】直近1年間の利用者は3割強で増加傾向。利用意向は3割弱、若年層で比率高い。利用時の重視点は「料金に見合う内容」「月額料金」が意向者の各8割弱」

元が取れるといった、料金に見合うサービス内容であるかどうかが、今後のサブスク市場では重要になってくるといえます。

また、直近1年間にサブスクサービスを利用していない人においては、「無料お試し・体験の充実度」「解約のしやすさ、解約手順のわかりやすさ」を重視してサービスを選びたい人が多い傾向にあります。

今後のサブスクサービスの展開においては、新規のサービス利用者をいかに多く獲得するかが課題となるため、サブスクへの介入のしやすさや、休会・退会の手厚い対応といった、サービス以外の柔軟性も求められるでしょう。

お得なサブスクを利用してみよう

本記事では、サブスクの概要や具体的なサービス内容について詳しく解説していきました。

年々、わたしたちの生活に浸透しつつある「サブスク」は、今は動画や音楽といったデジタルサービスだけでなく、衣類や飲食といった非デジタルサービスにも展開を広げています。

数年前と比較すると利用者は増加傾向にあり、需要の高さから今後も増加し続けるとうかがえます。

それに伴い、サブスクサービスの内容も徐々に進化していく可能性が高いため、今後のサービス展開に期待が集まっています。

参考資料

太田 彩子