新型ハリアーは安全機能が進化
そして旧型に対して最も大きなアドバンテージとなるのが、第二世代へ移行された予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」です。
これまでの機能に加え、プリクラッシュセーフティが歩行者や自転車も検知可能になり、対向直進車、および右左折時の対向方向から横断してくる歩行者の検知にも対応しています。
さらにデジタルインナーミラーがドライブレコーダーのように、走行中の映像を録画する前後方録画機能が新たに搭載されています。
新型にも負けない人気を誇る旧型ハリアーの魅力とは
2020年に新型ハリアーが発売されたものの、初代から3代目までのいわゆる旧型ハリアーの人気も続いています。
スペックや装備は新型の方が優れているのにもかかわず、旧型が人気なのはパワーユニットとインテリア、そしてエンブレムだと考えられます。
旧型ハリアーが人気の理由はエンブレム?
ハリアー(HARRIER)の名称は英語でタカ科の鳥であるチュウヒが由来です。そして、そのチュウヒの姿を図案化したエンブレムを、初代から3代目まで採用していました。
しかし4代目からトヨタ車共通のエンブレムになっています。
ハリアーの象徴として浸透していたチュウヒのエンブレムの有無は、ハリアーオーナーやハリアー好きには重要と言えるでしょう。
旧型ハリアーはターボが魅力だった
3代目から新型になって廃止されたパワーユニットに、直列4気筒2.0Lの直噴ターボエンジンがあります。
直噴ターボエンジン搭載車は2017年6月のマイナーチェンジにおいて追加設定され、強大なトルクでそれまでのハリアーにない爽快な加速フィーリングのスポーティーグレードとなっていたのです。
そんなターボの魅力を感じている人にとっては、新型ハリアーのダイナミックフォースエンジンは物足りないと思うのでしょう。