応援しているのは障害王者のニシノデイジー

取材の最後、応援している馬を聞いてみると、「現役だとニシノデイジーです。私が初めてG1を見た2019年の菊花賞で、懸命に走っている姿に感動しました。その馬が障害のG1を勝った時はうれしかったですね。今後も走り続けてほしいです」と話す@meshiyanobackupさん。

ニシノデイジーは2016年生まれの7歳馬。2歳の7月に迎えた新馬戦は敗れたものの、同月に行われた未勝利戦を勝利。その後は、札幌2歳ステークス(G3)、東京スポーツ杯2歳ステークス(G3)を制し、翌年のクラシック候補として期待されました。

しかしクラシック3冠は、皐月賞(G1)17着、東京優駿(G1)5着、菊花賞(G1)9着。その後も平場のレースでは2歳時の輝きを取り戻せませんでしたが、活躍の場を障害に移してから才能が開花。転向2戦目で障害未勝利を勝利すると、2022年12月には中山大障害(JG1)を制し、障害王者に輝いたのです。

今年は、絶対王者・オジュウチョウサン引退後の主役馬としての活躍が期待されます。