「SANZEN-HIROBA」では京阪電車の5000系車両を展示|イベントも開催

SANZEN-HIROBA 全体(イメージ)

出所:京阪ホールディングス株式会社「KUZUHA MALL 2023 リニューアル実施について 」

2023年春のリニューアルで、KUZUHA MALLの「SANZEN-HIROBA」では、5000系車両を当時の姿で復活展示を行うことが決定しました。

5000系車両は1970年から1980年にかけて製造され、日本で初めて片方の側面に扉を5つ配置し、昇降機能のある座席を備えていた車両です。

5000系車両を展示するにあたり、外装や座席の配色はデビュー当時の状態に復元し、座席を昇降できる状態で保存しました。

実物の車両ならではの迫力を活かし、さまざまな演出やイベントを実施します。

光と音を活用して疾走感のある雰囲気を演出

「SANZEN-HIROBA」は京阪電車の鉄道ミュージアムで、リニューアル前から2600系や8000系といったさまざまな車両を展示していました。

今回のリニューアルでは、光を調整できる照明と、音量を変えられるスピーカーを設置。

普段から光と音を使った演出をするほか、一定時間ごとに車両が走っているように感じられる特別なエフェクトを加え、疾走感のある雰囲気を実現します。

2600系の前では3Dのトリックアートが撮影可能

今回のリニューアルでは5000系の車両のほかに、2600系の車両先頭部分のカットモデルも設営されます。

カットモデル周辺の床面には、立体感のある写真を撮影できる3Dトリックアートを設置。

どのような写真が撮れるかは、リニューアルが完了してからのお楽しみです。

何度でも訪れたくなるイベントと展示替えの実施

車両展示を充実させるだけでなく、イベントと展示替えも積極的に行い、何度でも訪れたくなる空間づくりにも力を入れていきます。

イベントでは、車掌さんの帽子づくりや電車の部品を使ったエコバッグづくり、運転士さんによる子ども向けの後援会など、様々な催し物を実施する予定です。

鉄道模型や路線図といった展示品も定期的に入れ替え、見る人を飽きさせない工夫を施します。