キャンピングカーの維持費を細かく解説

ここで紹介する維持費はあくまでも目安なので、車種や使用頻度によって費用は大きく異なります。

自動車税

自動車税の課税金額は、自動車の総排気量に応じて決められています。

車検の有無に関係なく、毎年納付しなければなりません。

キャンピングカーは「特種な用途に用いるその他自動車」に該当するため、8ナンバーの登録も可能。

8ナンバーの取得には、一定条件(就寝設備や給排水設備、食品を加熱する設備があることなど)をクリアする必要があります。

実際にかかる自動車税を確認していきましょう。

出所:東京都「自家用キャンピング車の税率表※令和元年9月30日以前初回新規登録」と「自動車税種別割月割税額表(自家用)※令和元年10月1日以後初回新規登録」をもとに筆者作成

標準税率の場合、2019年10月1日以降に初回新規登録された自動車に適用されます。

キャンピングカーは、同じ排気量の自家用車と比べて20%ほど安い設定です。

自動車重量税

自動車重量税は、車両の重量に応じて課税され、車検時に納付します。

1t以下は8200円、2t以下は1万6400円と、1tごとに納税額が変わります。

自家用車に比べると重量はありますが、税率が低いのでそこまで高額ではありません。

キャンピングカーも、エコカーの場合は軽減税率の対象なので、25〜75%ほど安くなります。