第3次キャンプブームが続く中、キャンピングカーの購入を考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし、実際に購入するとなると気になるのは、やはり維持費ですよね。
昨今では急激な物価高に加え、東京電力ホールディングス株式会社が値上げを申請するなど、光熱費も高騰しています。
生活費が上がると、
「キャンピングカーが欲しいけど、維持費はいくらかかるのかな…」
「車の維持にかかる税金や保険の種類について知りたい…!」
など、車の維持費も気になるものです。
本記事では、1年間にかかるキャンピングカーの維持費をまとめます。
キャンピングカーの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
キャンピングカーの維持費は年間いくらかかる?
結論からお伝えすると、キャンピングカーの年間維持費はおおよそ30万〜60万円程度です。
維持費の内訳は以下のとおり。
- 自動車税
- 自動車重量税
- 自賠責保険
- 任意保険
- メンテナンス費用
- 燃費
- 車検代
- 駐車場代
次の見出しより、各維持費について詳しく解説していきます。
キャンピングカーの維持費を細かく解説
ここで紹介する維持費はあくまでも目安なので、車種や使用頻度によって費用は大きく異なります。
自動車税
自動車税の課税金額は、自動車の総排気量に応じて決められています。
車検の有無に関係なく、毎年納付しなければなりません。
キャンピングカーは「特種な用途に用いるその他自動車」に該当するため、8ナンバーの登録も可能。
8ナンバーの取得には、一定条件(就寝設備や給排水設備、食品を加熱する設備があることなど)をクリアする必要があります。
実際にかかる自動車税を確認していきましょう。
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出所:東京都「自家用キャンピング車の税率表※令和元年9月30日以前初回新規登録」と「自動車税種別割月割税額表(自家用)※令和元年10月1日以後初回新規登録」をもとに筆者作成
標準税率の場合、2019年10月1日以降に初回新規登録された自動車に適用されます。
キャンピングカーは、同じ排気量の自家用車と比べて20%ほど安い設定です。
自動車重量税
自動車重量税は、車両の重量に応じて課税され、車検時に納付します。
1t以下は8200円、2t以下は1万6400円と、1tごとに納税額が変わります。
自家用車に比べると重量はありますが、税率が低いのでそこまで高額ではありません。
キャンピングカーも、エコカーの場合は軽減税率の対象なので、25〜75%ほど安くなります。
自賠責保険
自賠責保険は、自動車を所有している方は必ず加入しなければなりません。
定期的に料金が改定され、契約期間によって金額も異なりますが、車検のたびに支払いが必要です。
自賠責保険の例を一つ紹介します。
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出所:損保ジャパン「自賠責保険 保険料例(令和3年4月1日以降始期のご契約に適用)」より筆者作成
自賠責保険に関しては、自家用車と比較しても大差ないことがわかります。
任意保険
任意保険は、自賠責保険ではカバーしきれない損害(被害者の車・建物、自分や相手の身体など)を補償する保険です。
8ナンバーは特殊車両であることから、加入できる保険会社も限られています。
キャンピングカーには、家電や精密機器などが設置されているため、保険に加入する際は金額だけでなく、補償内容もしっかりと確認しておくことをおすすめします。
キャンピングカーに特化した保険代理店を中心に見積もり依頼するとよいでしょう。
燃費
燃費は、車種や走行距離によって異なります。
ここでは平均数値で計算します。
たとえば、レギュラーガソリン163円/Lとして、7km/Lの燃費で500km走行すれば、ガソリン代は1万1600円ほどとなります。
年間にどれくらい走行するかを把握しておけば、おおよその費用を算出できるでしょう。
メンテナンス費用
キャンピングカーを長く使用するためには、定期的に消耗品(オイル・タイヤなど)を交換したり、洗車したりとメンテナンスが必要です。
タイヤの価格はグレードや種類によって異なりますが、だいたい4本で8〜15万円、オイル交換は1回につき5000円前後がかかります。
メンテナンス費用は、突然の不具合にも備えておきたいですね。
車検代
自家用車は初回3年に1回(以降2年に1回)、8ナンバーのキャンピングカーは2年に1回の車検を受ける必要があります。
車検時にかかる費用は、以下のとおりです。
- 自動車重量税(2年分)
- 自賠責保険料(2年分)
- 検査登録印紙/審査証紙代
- 消耗部品の交換や工賃など
購入時に車検代についても確認しておくとよいでしょう。
駐車場代
キャンピングカーに限らず、車両を購入した際には「車庫証明」の提出が義務付けられています。
キャンピングカーは車体が大きいことから、駐車場探しが大変なことも…。
車庫証明取得の条件は、一般的に「自宅から直線距離で2km以内」となりますが、なかなか駐車場が見つからない場合は、特例措置が受けられることもあります。
困ったときは、近くの警察署や販売店に相談しましょう。
キャンピングカーは維持費を想定したうえで検討しよう
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Pol Sole/shutterstock.com
本記事では、キャンピングカーの年間維持費について解説しました。
〈キャンピングカーの年間維持費〉
- 自動車税:2万円〜8万8000円/年
- 車検代:約5万円〜12万円/年 ※自動車重量税・自賠責保険含む
- 任意保険料:約3万5000円〜8万円/年
- メンテナンス費用:約2万〜5万円/年
- 燃費:約14万円/年
- 駐車場代:約6万円〜12万円/年
あくまでも目安ですが、1年間の維持費はおおよそ30万〜60万円程度です。
購入時は車体価格だけでなく、維持費も把握したうえで検討しましょう。
必要な資金を用意して、キャンピングカーのある生活を楽しんでくださいね。
参考資料
- 東京都「自家用キャンピング車の税率表※令和元年9月30日以前初回新規登録」
- 東京都「自動車税種別割月割税額表(自家用)※令和元年10月1日以後初回新規登録」
- 国土交通省「令和3年度税制改正に伴う自動車重量税の税額の基本的な考え方(乗用車の場合) その1」
- 東京電力ホールディングス株式会社「規制料金値上げ申請等について」
- 損保ジャパン「自賠責保険 保険料例(令和3年4月1日以降始期のご契約に適用)」
はだし夫婦・インフルエンサー 関水 一朗
