つみたてNISAってなに?メリットとは

つみたてNISAとは、少額から投資信託が始められる、長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度のことです。

2018年1月の制度開始から、じわじわと人気を集めているつみたてNISAの魅力とは、どういった点にあるのでしょうか。つみたてNISAの4つのメリットについて解説します。

メリット1. 運用による利益が非課税になる

株式や債券・投資信託などの資産運用によって得た利益には、通常は20.315%(所得税および復興特別所得税15.315%・住民税5%)の税金がかかります。

この運用益にかかる税金が非課税になる点が、つみたてNISAの最大のメリットといえます。

メリット2. 少額からでも資産運用ができる

資産運用にはある程度まとまった資金が必要と考えている人も少なくありません。

取り扱い金融機関にもよりますが、つみたてNISAは毎月の積立額を100円で設定することができます。少額からでも始められるため、無理のない範囲でスタートし、慣れてきたら積立額を増やしていくということも可能です。

メリット3. 手数料コストが抑えられる

投資信託の購入や運用には別途手数料がかかるため、長期運用を行っていくうえでコスト負担は軽視できません。

つみたてNISAの対象商品は、全て販売手数料が無料(ノーロード)の商品です。また、信託報酬(運用中の手数料)も低い商品が多いです。

購入時や運用時の手数料コストを抑えながら資産運用ができる点は、大きなメリットです。

出所:金融庁「つみたてNISA早わかりガイドブック」

メリット4. いつでも換金が可能

つみたてNISAは、自身で積み立てた資産をいつでも換金することが可能です。

老後の資産形成に向けた長期投資といえども、住宅資金や教育資金など、ライフイベントの変化によってまとまった資金が必要になる場面もあるでしょう。

そんな際に、いつでも自身の資産を活用できる点は嬉しいポイントです。