18歳で成人式を行うとどのようなデメリットがある?
前述のとおり、当事者である18歳も「成人式を行う年齢は20歳がふさわしい」と感じていることが分かりました。
その大きな理由として、18歳で成人式を行うと下記3つのデメリットが伴うことが要因であると考えられます。
- 受験・就活シーズンと重なる時期のため
- お酒を飲んで成人式を楽しめないため
- 金銭的に負担が大きくなるため
実際に、日本財団が行った同調査では、成人式の実施年齢を20歳と希望する理由ついて上記の理由が多く挙げられました。
18歳は、大学受験や就職活動など、大事なイベントがある年であるため、そこに成人式が重なってしまうと、身体的にも経済的にも負担が大きいのでしょう。
また、成人式は「同窓会」のような役割も担っているため、普段学校で顔をあわせている18歳にとっては、成人式はさほど新鮮味が感じられないイベントになってしまいます。
上記のことからも、今後も18歳で成人式を実施するといった変更は少ないと考えられます。