LIMOが2021年12月にお届けしたガーデニング記事から、人気の記事をピックアップして再掲載します。
(初掲載*2021年12月15日)
近年は品種改良が進み、オシャレでかわいいハボタンが増えています。
お正月を華やかに飾る花材として和風の寄せ植えには欠かせないハボタンでしたが、最近は洋風のアレンジにも大活躍。リースやブーケの花材としても人気です。
今回はハボタンの寄せ植えをおしゃれに作るコツと、ハボタンと相性のよいおすすめ植物を4つ紹介します。
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ハボタンの種類
- アブラナ科アブラナ属
- 多年草
- 原産地:ヨーロッパ
- 参考価格:100~300円前後(ポット苗)
- 品種:スノードレス、晴姿、プラチナケールなど
ハボタンは丈夫な植物で枯れにくく、長い間キレイな状態を楽しめる植物。耐寒性は普通ですが、寒い地方以外では屋外で育てることができます。
ハボタンは大きさや形、葉の種類の豊富さが魅力のひとつ。形状によって雰囲気がガラッと変わるので、寄せ植えだけでなくブーケやリースにも使われています。
大別すると、茎を良く伸ばし頂点に花(葉)をつける高性種、地際にボリュームたっぷりに咲く矮小種、花経10センチ以下のミニハボタン、ツリーのように背が高く伸びるツリーハボタンなどがあります。
また、それぞれの種類のハボタンには葉ごとの系統があります。
丸葉系
丸葉系には東京丸葉系と大阪丸葉系があり、最も古い歴史のあるハボタンの系統が東京丸葉系。キャベツに似て葉が丸いのが特徴です。
戦後に大阪地方で作り出された系統が大阪丸葉系で東京丸葉系とちりめん系の中間の葉形をしています。