共働き世帯の割合はどのくらいか
「家計のため」、「将来に向けた貯蓄のため」、「仕事へのやりがいのため」など、理由はさまざまですが、夫婦共働き世帯は増加傾向にあるといわれています。実際はどのくらいの割合を占めているのか、詳しく見ていきましょう。
夫婦共働き世帯は約72%
内閣府の「男女共同参画白書令和4年版」によると、妻がパートの共働き世帯は691万世帯、妻がフルタイムの共働き世帯は486万世帯となっています。
妻がパートまたはフルタイムで共働きをしている世帯の合計は1177世帯で、全体の約72%を占めています。
専業主婦世帯は減少していると同時に、共働き世帯は増加傾向にあります。特に妻がパート勤務での共働き世帯が大幅に増加しています。
夫の年収が1000万円超でも共働きしている世帯は約60%
同じく内閣府の「男女共同参画白書」によると、夫の年収が1000万円を超えても、妻の有業率は50%台を保つことがわかっています。
年収1000万円ともなれば決して少ない年収ではありません。しかし、年収1000万円以上でも、約60%の世帯は妻も働いているのが実態です。