木々が紅葉する秋は実りの季節(※編集部注)。花が咲いた後に実がなる植物は数多くあり、実の形や色もバラエティー豊かです。

コロンとした小さな実を付ける植物は、リースの素材にしたり切り花にして秋らしさを演出したりと楽しみ方もさまざま。

今回は秋になると身近なところでよく見かける、カワイイ実を付ける植物を紹介します。

【※参考記事】【ガーデニング】紅葉シーズンを庭で楽しむ!おすすめの落葉樹・6選

【なぜ?】植物が色鮮やかな実を付ける目的

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秋になると野鳥が植物の実をついばんでいる様子をよく見かけます。植物の実は鳥にとって格好の食糧源で、植物にとって実は子孫を残すための大切なツール。

実を鳥に食べてもらうことで、種がこぼれ落ちたりフンの中に混ざったりして地面に落下。そこから発芽してまた新たな苗が育ちます。

赤や紫、ブルーなどカラフルな色合いが多いのは、上空を飛んでいる鳥に気づかれやすいようにアピールしているといえるでしょう。