今の40歳代は大卒でも正規雇用での就職が難しい「就職氷河期世代」といわれる年代です。

内閣府によれば、新卒就業率をみると、大学(学部)卒業者の場合は就職氷河期世代(1993~2004年)の就職率は69.7%となっており、その期間を除く1985年~2019年の平均は80.1%と、平年より10%ポイント以上低いことがわかります。

出所:内閣府「第2章 人口減少時代における働き方を巡る課題(第2節)」

そんな就職氷河期世代も40歳代を迎え、住宅ローンを払いながら教育費や老後資金を貯める年代となってます。

今回は40歳代に視点を当て、その貯蓄額を世帯年収ごとに見ていきましょう。