老後の生活は公的年金だけでは足りないと、なんとなく感じている方が多いかもしれません。
現在年金受給者の公的年金支給額は2021年度に比べて0.4%引き下げられ、今の勤労世代が公的年金を受け取るときには、さらに年金額が引き下げられる可能性は十分にあります。
では、60歳~90歳のシニア世代は現状どのくらいの年金を受け取っているのか気になるところではないでしょうか。
筆者は以前銀行に勤務し、数多くのお客さまから将来のお金についての相談を受けてきました。
その経験もふまえ、現在のシニア世代を参考に、「国民年金」と「厚生年金」に分けて全年齢の公的年金平均受給月額を確認しながら、将来へのお金の備え方について紹介します。