4. 家計の収支バランスの見直しを
帝国データバンクの調査より、今後も値上げがしばらく続くとわかりました。
ちなみに日本年金機構によれば、少子高齢化が進んでも年金が受給できるよう、マクロ経済スライドが導入されています。
- 将来の負担(保険料)の上限設定
- 積立金の活用
- 基礎年金における国庫負担割合の引き上げ
- 財源の範囲内での給付水準の自動調整
上記の4点から長期的な収支のバランスをとり、定期的に年金の財政状況のチェックがおこなわれています。
年金制度がなくなることは考えにくいですが、減額されるのをみると不安は感じますよね。
長引く可能性もある物価高ですから、家計の見直しは必須となります。これを機にいらない固定費の解約やプランの見直しを検討しましょう。
また貯蓄を減らさないためにも、働き続けることや運用をおこなうのも一つです。
リスクはありますが、こういう時代だからこそまずは情報収集してみましょう。
参考資料
- 帝国データバンク「10 月~12 月に「値上げラッシュ」懸念」
- 厚生労働省「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」(2021年12月)
- 厚生労働省「令和4年度の年金額改定についてお知らせします」
- 日本年金機構「知っておきたい年金のはなし」
- 日本年金機構「付加保険料の納付のご案内」
宮野 茉莉子