70歳代の貯蓄「老後2000万円問題」を振り返る
2019年には、年金以外に貯蓄が2000万円必要という「老後2000万円問題」が話題となりました。
これは高齢夫婦無職世帯の実収入が20万9198円、実支出が26万3718円となり、その差が約5万5000円。老後を30年間と考えると、月の赤字だけで約2000万円足りないという試算です。
当時よりは物価も上がっているため、老後の必要額はさらに増える可能性があります。
とはいえ、あくまで上記は平均による試算であり、老後の必要額はご家庭によって異なります。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリア、転職などをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年6月1日更新)。