3. 70歳代で後悔しないための貯蓄術
ここで、資産運用をする際に実践したい3つのポイントをお伝えします。
3.1 貯蓄のポイント1:世界株への投資
投資する上でまず重要なのが、投資先に成長性が見いだせるのかという点です。
一般的には、成長性が高い資産はリスクも高くなるのですが、それでも高いリターンを狙うのであれば、そのリスクを取ることは必要なこととなります。
先進国は経済成長が成熟しつつある一方で、新興国も含めた「世界株式」というくくりでは、より高い成長性が期待できるでしょう。
3.2 貯蓄のポイント2:長期積立による長期運用
次に重要なのが「長期・積立・分散」です。
金融商品の価格は日々変動しますので、大きな金額で一括で買ってしまうと、値下がりした際に大きな損を確定させなければならない可能性があります。
しかし、定期的に積立投資をする場合は、価格が高いときにはあまり買えなくても、価格が安いときには大量に買い付けることができます。
取得するタイミングを分散することで購入単価がならされ、値動きによる影響を小さくすることができます。
3.3 貯蓄のポイント3:投資と保障のバランス
最後に、積立投資を長期で実践する場合、定期的な収入があることが前提となります。
70歳代を前に積立に必要な資金がなくなった場合は、資産運用そのものがストップしてしまい、目標到達が困難になってしまうことが想像されます。
また、ケガや病気など、何が原因で皆さんの収入がなくなってしまうかはわかりません。
ケガや病気などのリスクにも備え、保険商品などで最低限の保証を備えておくことも重要と言えるでしょう。