国民年金保険料「未納」の末路。3つのリスクとは？国民年金の平均受給額はいくらか

1. 国民年金保険料の納付は義務

日本の公的年金制度は、国民年金と厚生年金の2階建てと呼ばれています。

国民年金は、20歳以上60歳未満で日本国内に住む人は加入するのが義務となっています。

年金保険料の支払いは法律で定められており、納付しなければいけません。

国民年金は第1号被保険者～第3号被保険者にわかれ、それぞれで保険料の納付方法が異なることに注意が必要です。

• 第1号被保険者：納付書や口座振替等で納付
• 第2号被保険者：国民年金を含む厚生年金保険料を給与天引きで納付
• 第3号被保険者：納付の義務はなし

このうち第2号被保険者は、給料から天引きされるのが原則なので、未納になることは少ないでしょう。自力で納付をする第1号被保険者の人は、未納のリスクがあるといえます。