2. 医療費を減らすためタバコをやめた

「長い目で見ると、健康でいることが本当に節約になると思った」と語るのはIT企業で働く30代男性Bさん。

これまではタバコを日常的に吸っており、毎週3箱~4箱を消費していたのだそう。しかし、「一人で生きていくことを考えたときに一番ツライのは病気になった時だと思った」と話します。

そう思ったきっかけはひどい風邪を引いたことだったと言います。「風邪でも一人だとあんなにツライのに、ガンとかもっと大きな病気になったら、経済的にも精神的にもとてもツライと思った」と、結果としてタバコをやめたり食生活に気を配ったりして、病気のリスクを減らすようにしていると言います。

確かに老後の病気の治療費というのは経済的な負担も大きいですが、身体的にも精神的にも大変なことですよね。一人だと身の回りの世話をしてくれる人もおらず、余計に大変な思いをするかもしれません。どんなに健康のことを考えて生きていても病気になるリスクは存在するものですが、タバコをやめたり食生活に気を付けたりすれば減らせるものもあります。リスクはできるだけ背負わないほうがいいですよね。