1. 公的年金の仕組みを詳しく解説!国民年金と厚生年金とは

まずは日本の年金制度について確認をします。平成27年に年金は一元化され、日本の公的年金は2階建ての年金制度となっています。

1階部分の国民年金は、国内に住む20歳から60歳までの方に加入義務があります。毎月の保険料は加入者一律で「学生、自営業者、会社員や公務員の被扶養配偶者」などが該当します。

国民年金は480月(40年)の支払いで満額支給となり、未納月がある場合にはマイナス調整されます。国民年金に関しては加入月数が重要なことを覚えておきましょう。

2階部分の厚生年金ですが、お勤めの形態と期間によって支払い義務が発生します。保険料は給料から天引きされ、保険料は収入によって異なります。

支払った保険料が多いほど将来の受け取り額が多くなるため、加入期間に加えて、支払い期間中の収入が重要となります。