植え付け

ミニトマトは種から育てることもできますが、苗を用意して育てる方が簡単なのでオススメ。春はミニトマトの苗が多く出回る時期なので、好きな品種を選んで育てるとよいでしょう。

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品種は年々豊富になっています。初心者はプランター栽培向きのミニトマトを選びましょう。苗は葉が多く茂り、厚みがある濃い色の苗を選びます。

プランターに入れる土は市販の野菜用の土で問題ありません。苗を植えたら仮支柱を立てて置くことを忘れずに。仮支柱は割り箸などでも構いません。斜めに1本立てておくとよいでしょう。

実がなるまで

植え付けた後は、土が乾いたら水をたっぷりと与えます。わき芽が伸びてきたら、清潔な手で取り除き主茎に栄養が渡るようにします。

苗が生長して大きくなってきたら、仮支柱から長めの支柱に取り替えましょう。プランターの場合は主茎に沿わせて1本でも大丈夫ですが、オススメは3本使うピラミッド型。四方に伸びる枝を誘引しやすくなりますよ。

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誘引は麻ひも使って8の字に結びます。茎に傷がつきにくくなります。茎が支柱の先端まで達したら主茎の先を摘み取って摘芯しましょう。摘芯をすることで、それぞれの枝に栄養が行き渡るようになります。

実がつき始めた段階で、肥料を少しずつ与えると収穫が長く楽しめます。2週間に1回のペースが目安。与えすぎは植物の生育を妨げるので、使用方法を守って使いましょう。

水やりは実がついてきたら控えめにしておく方がよく育ちます。収穫のタイミングは、ヘタの付近まで赤く色づいているのを確認してから、一粒ずつ丁寧にヘタを切って収穫しましょう。