シュロチク
シュロチクは中国原産の植物。細く長いながらも、ツヤツヤとしてしっかりした葉がとても印象的な植物です。さまざまなインテリアに合うので、若い人の間でも人気が上昇しています。
半日陰でも生育が可能で、日当たりが悪くても育ちます。乾燥はやや苦手。土が乾いたらたっぷりと水をあげるようにしましょう。傷んだ葉は適宜カットして、乾燥を防ぐために葉水を与えます。※参考価格:1万~2万円前後(8号鉢)
ドラセナ・マッサンゲアナ(幸福の木)
品種が多いドラセナのなかでも、ドラセナ・マッサンゲアナは幸福の木としても知られる人気の観葉植物です。大変丈夫で、初心者も育てやすい植物といえるでしょう。
マッサンゲアナは耐陰性がありますが、日にあてたほうが健康に育ちます。冬は生育が緩慢になるので、水やりは控えめにします。それ以外は、土が乾いたらたっぷりあげるようにしましょう。※参考価格:1万~2万円(8号鉢)
エバーフレッシュ
涼しげで軽やかな葉が印象的なエバーフレッシュ。夜になると葉が閉じるユニークな性質も、育てていて楽しいところです。生育に適した環境で育てると、樹高は2~3メートル程度まで大きくなる可能性があるので、適宜剪定が必要です。
エバーフレッシュは日当たりのよいところで育てるのがポイント。日当たりが悪いと枯れてしまう可能性があります。水やりは土が乾いたらあげるようにします。冬は乾燥気味に育てます。※参考価格:1万~1万5000円前後(8号鉢)
まとめにかえて
観葉植物を上手に育てるには、日当たりと水やりのコントロールが大切。多くの植物が生長するために必要な要素なので、日頃から注意しておくとよいでしょう。
特に生育がゆっくりになる、あるいはストップする冬は、水やりの頻度に注意します。生育していないのに、水を与え続けると、根腐れの原因になります。
時々の日光浴は効果的。植物もイキイキしてきますよ。適切な日照量と水分が与えられると、観葉植物は生長期にどんどん大きくなります。何年も共に過ごすことができますから、できるだけ大事に育てたいものですね。
LIMO編集部