豪華な贈り物の定番といえば、ランの鉢花。近年は、定番の大きなコチョウラン以外にも小さめサイズの洋ランも充実しており、ちょっとしたプレゼントにも人気です。

プレゼントでもらったなら、ぜひランを育ててみませんか。咲いたときの喜びもひとしおです。

今回はランを楽しむための基本の育て方、ランの種類を紹介します。

ランとは?

現在、鉢花として流通しているランは「洋ラン」に分類されています。熱帯~亜熱帯地方が原産の植物で、明治時代に欧米から日本に伝わりました。

ランは日本にも自生しており、これらは洋ランに対し「東洋ラン」と呼ばれます。

洋ランは鮮やかな花色でインパクトのある華やかな花が特徴的。対して東洋ランは、淡い花色の小さな花を咲かせます。ランは世界中で2万種以上存在すると言われている植物です。

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定番人気!オススメのラン5種

日本で園芸種の鉢花として出回る洋ランの中でも、定番人気のランを5種紹介します。

コチョウラン

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開店祝いなどに送られるゴージャスなギフトの定番、コチョウラン。蝶が舞っているような繊細な花の形から命名された、東南アジアが原産の品種です。

大型タイプがポピュラーですが、育てやすいミニサイズもあります。花色も豊富で、斑入リの品種も。お祝いごとでいただいたら、その後も大事に育てていきたくなる品種です。※参考価格:4000~8000円前後(ミニサイズ、2本立ち)