高校の大学合格先は、受験生を持つ親御さんから見れば、子供を受験させるにあたってもっとも関心のあることの一つでしょう。
その関心のポイントも実際は様々です。
よく言われるポイントは、以下のような点ではないでしょうか。
「東京大学に何人が進学しているのか」
「国公立の医学部に何人が進学しているのか」
「東大や医学部に現役で何人が進学しているのか」
最近ですと、上記ポイントに加えてこのような声も増えてきています。
「海外の大学に何人が進学できているのか」
もちろん、それ以外にも様々なポイントがありますが、定量的にはかれるポイントは誰にとってもわかりやすいとは言えます。ただし、データはそのままでは使えないので、加工する必要があります。
また、学校運営側から見れば、学校を外部から評価される大事なポイントの一つといえるでしょう。
さて、今回は愛媛県・私立の愛光高校の大学合格実績について、学校より公開されているデータをもとに見ていきましょう。
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それでは早速ですが、愛光高校の特徴を抑えておきましょう。
愛光高校の2つの基本情報と合格する大学の3つの特徴
- 愛媛県松山市にある共学の私立高校
- 高校の1学年の定員は250名
- 国公立医学部は毎年60名程度合格
- 国公立医学部の現役合格率は14%程度
- 東京大学の合格者数は毎年20名程度
愛光高校の国公立及び私立大学の合格実績
では、ここからは学校により開示されているデータをもとに、有名国立大学及び私立大学の合格実績にピックアップしながら、見ていきましょう。
※カッコ内は現役生の人数です。
東京大学
- 2021年:16人(13人)
- 2020年:20人(10人)
- 2019年:13人(8人)
京都大学
- 2021年:4人(3人)
- 2020年:4人(4人)
- 2019年:6人(3人)
慶應義塾大
- 2021年:23人(12人)
- 2020年:20人(11人)
- 2019年:16人(9人)
早稲田大学
- 2021年:33人(21人)
- 2020年:38人(23人)
- 2019年:25人(16人)
愛光高校の国公立及び私立医学部の合格状況
では、ここからは医学部について見ていきましょう。
国公立医学部医学科
- 2021年:59人(33人)
- 2020年:63人(35人)
- 2019年:54人(34人)
防衛医大
- 2021年:10人(2人)
- 2020年:11人(5人)
- 2019年:12人(9人)
私立大学医学部医学科
- 2021年:54人(13人)
- 2020年:44人(10人)
- 2019年:44人(7人)
愛光高校の1学年の定員と国公立への医学部の現役合格率
愛光高校の1学年の定員は250名です。
そのうち医学部へは毎年60人近くが国公立医学部に合格しています。
仮に1学年の生徒の人数が毎年250人だとすると国公立医学部への現役合格率は以下の通りです。
- 2021年:13.2%
- 2020年:14.0%
- 2019年:13.6%
250人の人数の中には文系の生徒や理系でも医学部を希望していない生徒もいることから、その点を考慮すれば、かなり高い合格率といえるのではないでしょうか。
まとめにかえて
いかがでしたでしょうか。
公開されている合格実績から様々なことが見えてきます。
一般的には東京大学や京都大学、慶應義塾大学、早稲田大学といった有力な国立大学、有名私立大学に注目が集まりますが、成績が優秀な生徒が必ずしも東大や京大を無条件に目指すわけではありません。
医学を学びたいと思えば当然「医学部」ということになりますが、東大や京大の医学部は難関中の難関。そうなれば各都道府県にある国公立の医学部を目指すことが多いです。
様々な意見があるかと思いますが、首都圏では東大や慶應大がよりブランドがあり、地方では国公立医学部の方がブランドはあるという考えもあります。
もっとも、首都圏では外資系企業も多く、またそのトップ人事などを見ている親は「東大や慶應大卒というだけでは戦っていけない、海外の大学を目指すべき」という意見もあります。
こうした様々な観点から見たときの、学校選びの参考になれば幸いです。
参考資料
LIMO教育部