年金だけでは生活できないなら、それ相応の準備を
自分が老後いくら年金を受給できるかは、ねんきんネットなどで確認ができます。まずは「老後の年金額」を知ることが、老後資金準備のスタート。時間のある時に確認してみてください。
おおよその年金額が分かったら、「不足する部分+万が一の時の備え」の準備を検討しましょう。
毎月の生活費の不足部分は、貯蓄を切り崩すよりも、私的年金などで補うと分かりやすいもの。個人年金保険やiDeCo(個人型確定拠出年金)で備えることができます。
貯蓄については、毎月少額でも、コツコツと貯めていくことが大切。まずは5000円からでも良いので、「貯まる実感」を得ましょう。できれば自動積立定期預金のように、毎月自動で貯まる仕組みをつくるのがおすすめです。
毎月の収入の3~6カ月分が貯まったら、貯蓄の一部で運用をはじめるのもいいでしょう。毎月一定額を積み立てていく積立投資なら、複利の力で資産をふくらませることも可能です。
ただし、リスクはありますので、しっかりと情報収集してご自身に合ったものを選びましょう。
いずれにせよ、まずは「自分の老後の年金と今の貯蓄額」と向き合うことがスタートです。お時間のある時に確認してみてくださいね。
参考資料
- コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社「大型PETボトル製品 価格改定のお知らせ」
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]令和2年(2020年)調査結果」
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]令和2年(2020年)調査結果」
- 厚生労働省年金局「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
LIMO編集部