キャンピングカーの種類にはどのようなものがあるのか

それでは早速、種類について見ていきましょう。今回は大きく5つのキャンピングカーの種類を紹介していきます。

バンコンバージョン(バンコン)

バンタイプの車両の内装を改造して見た目は普通のワゴンやバンでも車内には、しっかりしたベッドやソファなど快適な居住空間となっている車両です。

車両の大きさもさほど大きく無いため、街乗り(まちのり)もしやすく、また扱いやすいと、人気の高いタイプのキャンピングカーです。

キャブコンバージョン(キャブコン)

トラックなどの大きな車のベース車両に、居住スペースを乗せて改造した車両で、ひと目でキャンピングカーと判断できる車輌です。

トラックと小部屋を組み合わせたような乗り物で、やや大きな車輌になりますので、小回りなどを考えると、街乗りにはあまり向きません。

大きな居住スペースをトラックの力強さを活かし長距離でも、快適に季節を問わずに移動することが可能なキャンピングカーです。

フルコンバージョン(フルコン)/セミフルコンバージョン(セミコン)

車両フレームや原動機エンジンを、組み上げていくキャンピングカーです。

もちろん最高級の室内と車両のバランスも特注となるため、かなり高額な1台となります。

居住のために設計されたスペースと、移動についても考慮された設計のため、移動型の専用
高級ホテルのようなキャンピングカーです。

バスコンバージョン(バスコン)

マイクロバスの乗り心地と広いスペースを贅沢に使える事でとても快適で広い居住スペースが得られるキャンピングカーです。

普通免許でも乗れる10人以下の乗車定員のマイクロバスなどがベース車であれば、比較的使いやすいですが、大きい車両のベース車であれば、街乗りなどは若干使いにくい傾向があります。それでも、長距離移動などは快適に過ごせるキャンピングカーです。

軽キャンパー(軽キャンピングカー)

軽自動車をベースにしたクラスです。1~2人のベッドスペースやキッチンなどの装備をもちながら、軽自動車の利点である維持費も抑えることができるキャンピングカーです。

コスト面や使いやすさを重視してみると、乗り心地の悪さや力不足、居住スペースの小ささがあったとしても軽キャンピングを選択する人が多いのではないでしょう。

そして、軽自動車のバンとトラックがあるので、先程のバンコン型かキャブコン型かを用途に合わせて選択できることもうれしいですね。