冬になると、公園の花壇などでハボタンをよく見かけるようになります。
お正月用の寄せ植えや門松にも使われることが多く、この時期には欠かせない花といえるでしょう。
そこで今回は新年のガーデニングにオススメ、人気のハボタンについて育て方と寄せ植えのコツを紹介します。
ハボタンとは?
ハボタンはアブラナ科の多年草。耐寒性があり、冬に強い植物です。美しい状態を長く保つため、寄せ植えにも適しています。
キャベツやブロッコリーの仲間で、別名「ハナキャベツ」とも呼ばれています。現在は観賞用として楽しまれ、品種改良も盛んです。
ハボタンには3種類の系統があります。
ちりめん系
ちりめん系のハボタンは葉の端が細かくちりめん状になって開花する種類です。開花すると1つ1つが大きく、遠くからみてもとても豪華な印象です。
丸葉系
丸葉系には2つの系統があり、東京丸葉系と大阪丸葉系に分類されます。葉が丸いのが東京丸葉系、少しゆるやかなフリル状の葉は大阪丸葉系です。
切葉系
切葉系はサンゴ系とも言われ、葉の一枚一枚に切れ込みが入っているのが特徴。葉の様子が雪の結晶のように見え、冬らしいガーデニング作りにピッタリです。