多肉植物が元気に育つには植え替え作業が必要です。

植物の生長を妨げる根詰まりを防ぐためにも、定期的な植え替えをおこないましょう。

初心者でも簡単にできる作業なので、一緒に挑戦してみませんか?今回は、多肉植物の植え替えと水やりについてご紹介します。

多肉植物の植え替え

最近は100均でも手に入る多肉植物。大きさや種類によって値段はバラバラですが、1号鉢で200円前後の小さめサイズの多肉植物も出回っています。いろいろな種類の多肉植物を気軽に購入できるようになりました。

お店で買ってきたばかりの多肉植物や小さい鉢植えの多肉植物は根が詰まっていることもあるので、根の状態を確認した上で、必要な場合は早めに植え替えをしましょう。

できれば、1~2年に1度くらいの頻度で植え替えすることをおすすめします。

植え替えの適期は、多肉植物の成長型によって異なります。多肉植物は大きく分けると春と秋に生長する「春秋型」、夏に生長する「夏型」、冬に生長する「冬型」があります。

それぞれの植え替え適期は、以下を参考にして下さい。

・春秋型…4~5月頃
・夏型…4~5月頃
・冬型…9~11月頃

生長期はぐんぐん育つ時期なので、生長期に入る少し前の時期に植え替えをすれば、根が傷ついた場合も早く回復してくれます。

湿気の多い梅雨時や真夏、寒い冬などは、植え替えに不向きな時期です。植え替えしてしまったばかりに元気がなくなった、枯れてしまった…などとならないように、品種に適した植え替え時期を把握しておきましょう。

いずれ植え替えが必要な1号鉢の多肉植物。値段は200円ほどで購入(LIMO編集部)