「カボチャミルク」の生みの親は著名な日本人シェフ
日本の”おふくろの味”の1つ、かぼちゃの煮物。そのかぼちゃを「カボチャミルク」に変身させたのは、著名な日本人シェフである野村祥恵さんと、北島の東海岸ホークスべイ地方のかぼちゃ農家です。
野村さんはオークランドで、オーストラレーシア(豪州、ニュージーランド、ニューギニア及び周辺の島々を含む地域)最大のアジア料理専用施設を創設し、アジア料理のクッキングスクール、サチエズ・キッチンを運営しています。
スクールと同名のミールキットはスーパーマーケットで販売され好評を得ており、テレビ料理番組は世界35カ国で放映されています。著作もあり、国内外のメディアで取り上げられるセレブリティ・シェフです。
「カボチャミルク」は、まず野村さんがキッチンで作るところから始まりました。そして味や色、質感などに納得できたところで、それを製造チームが商業用に製造する方法を模索しました。
夏の終わり、最も熟したところでかぼちゃは収穫されます。その後、実をくり抜きフリーズドライ加工を施します。パウダー状になったものにオート麦のパウダーをほんの少しと、水、塩、天然香料を加えると、市場向けの「カボチャミルク」の完成です。
サステナブルな生産者が栄養満点のかぼちゃを供給
「カボチャミルク」の味は、甘くてホクホクの蒸しかぼちゃのようだそうです。日本生まれの野村さんのレシピが元になっていますから、日本人好みの味に仕上がっているに違いありません。
何と言ってもかぼちゃは栄養満点。かぼちゃ200gで1日に必要なビタミンCとビタミンAを補うことができ、ニンジンに匹敵するほどのベータカロテンを含んでいます。繊維質や鉄分も豊富です。「カボチャミルク」は、そんな栄養素を損なわないように作られています。