マツモトキヨシは千葉県松戸市に本社を置く、ドラッグストアチェーンです。通常の医薬品や日用品を扱うほか、医薬品・化粧品・雑貨・食品の4分野のプライベートブランドを開発し、オリジナル商品が購入できるなど独自の路線を展開しています。

マツキヨでは、通常のアイテムに加え「限定商品」などに企画商品も提供しています。今回2021年8月27日(土)から販売が始まったふたえコスメ『オリシキ』の『BT21』デザインは、マツキヨとココカラファイン限定発売とあり、早くも注目が集まっているようです。

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マツモトキヨシホールディングスは、グループ店舗総数全国1764店舗を展開する大きなグループ企業です。2021年8月に発表された「2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」によると、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)の影響は続き、ドラッグストア業界も依然として厳しい状況で推移しています。

そんな中、マツモトキヨシグループは、国内戦略として「お客様のライフステージに応じた価値提供」を戦略テーマに3つの重点戦略を展開。「利便性の追求-お客様との繋がりの深化」、「独自性の追求-体験やサービス提供の新化」、「専門性の追求-トータルケアの進化」を進めています。また、株式会社ココカラファインとの資本業務提携契約に基づいたPB(プライベート ブランド)商品を中心とした相互供給や医薬品を含むNB(ナショナルブランド)商品のマーチャンダイジングの統一などによる早期のシナジー実現に取組んでいます。

その結果、今期の売上高は1374億8600万円(前年同期比6.8%増)、営業利益73億5600万円(同33.3%増)、経常利益81億9400万円(同31.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益52億1700万円(同36.8%増)となりました。