現役時代だからこそできる老後資金の準備を
老後資金だけで毎月5万5千円貯めるとなると荷も重いですが、現役時代だからこそできる老後資金準備もあります。
まずは、今の収入を増やすこと。
共働きが主流となる現代ですから、夫婦で働いて貯金を増やしたり、厚生年金に加入して老後の年金を増やしたりする方法もあるでしょう。
また、資金準備は貯金だけで行う必要はありません。
近年利用者が増えている「つみたてNISA」や「iDeCo」でも、老後資金は準備できます。
とはいえ、「リスクがあるから手を出しにくい」「難しそうで何を選べばいいのかわからない」と思いますよね。
少し前とは違って、今では知りたい情報を時間のあるときに手に入れることができる時代になりました。
本を読むのもいいですし、インターネットで調べたり、プロが説明する動画で学んだりするのもいいでしょう。
大切なお金のことですから、「お金のプロ」に自分に合った資産形成を相談するのもいいですね。
確実にくる老後ですから、「まだ早い」とは思わずに、今から準備してみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和2年(2020年)調査結果
- 金融審議会「市場ワーキング・グループ第21回(厚生労働省提出資料)」
- 公益財団法人生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/令和元年度
宮野 茉莉子