「高温注意」の原因は?対処法は?
主力商品のiPhoneシリーズをはじめ、Mac、iPad、Apple Watch、AirPodsなどのデジタル機器を我々の生活シーンで見かけない日はありません。4月28日にリリースされた2021年会計年度1~3月期の業績レポートによれば、期間中の売上高は896億ドルとなり前年同期比54%の増。1~3月期としては過去最高の売上高となりました。
きっとアップル製品を使っている読者の皆さんも多いと思います。以下では、夏に知っておきたい温度警告の原因や対処法を紹介していきます。
デバイス内部が熱くなると…
正常な範囲を超えてデバイスが熱を持つと、温度調整のため以下のような現象が起きると公式サイトには記載されています。
- 充電 (ワイヤレス充電も含む) が遅くなる、停止する。
- ディスプレイが暗くなる、またはディスプレイに何も表示されなくなる。
- 携帯電話無線が低電力モードになる。この間、電波が弱くなることがあります。
- カメラのフラッシュが一時的に無効になる。
- グラフィックを多用する App や機能、拡張現実対応の App や機能でパフォーマンスが低下する。
全体的な性能をひき下げることで発熱を抑えようとする挙動のようですね。さらに温度が高まり限界を超えてしまうと「高温注意」の警告が表示されるんだそう。
高温注意が表示される温度は?
明確な温度は示されていませんが、公式サイトには「iOSデバイスは周囲の温度が0度~35度の場所でお使いください」「マイナス20度~45度の場所に保管してください」との記載があります。
ちなみに日本自動車連盟(JAF)が公開しているデータによれば、気温35度、夏の晴れの日の車内温度テスト、4時間ほどで最高57度、ダッシュボードは79度まで上昇したそうです。とてもデバイスが耐えられる温度ではありません。
温度警告が表示されたら?
公式サイトには「できるだけ早くデバイスを使えるようにするには、本体の電源を切って涼しい場所に移し、冷まします」との記載が。とにかくデバイスの温度を早く下げることが大切のようです。
まとめ
世界でもトップクラスに暑いといわれている日本の夏。自動車内は50度を超える温度になってしまいます。デバイスはもちろん、我々人間も、油断せず気をつけなければいけませんね。
わずか10分くらいで車に置いてたiPadが‼️#車内放置 は絶対にダメ⚠️⚠️ pic.twitter.com/Wvl6noQwOB
— 店長イイダ@マルハン宮町店のみやまちこ🌈 (@tetenchou) July 18, 2021
参考資料
増田 雄三