還暦前の50代「貯金はいくら残ってる?」老後の準備は万全か

Nataba/iStock

50代の人の中には、この春、新社会人として自立するお子さんがいる世帯もあるかと思います。

嬉しいような、さみしいような・・・複雑な気持ちですね。

一方で、子どもの教育費の支払いも終わり、とりあえず一安心というところでしょうか。

そして次に待ち構えるのは、自分たちの老後資金の用意です。

お金の準備が続きますが、ゆとりある老後に向けてラストスパートをかけたいところです。

私は大学卒業後、信用金庫での勤務経験があり、FPの資格を持つファイナンシャルアドバイザーとして、多くの方のファイナンシャルプラニングに関わってきました。

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そこで今回は、50代の貯蓄額を参考にしながら、老後の準備について見ていきたいと思います。

還暦前50代の平均貯蓄額と中央値はいくらか

それでは早速、老後を間近に控えた50代の貯蓄額について見ていきましょう。

金融広報中央委員会「令和2年(2020年)家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]」によると、50代の金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)の平均値は以下のとおりです。

平均値:1684万円
中央値:800万円

中央値とは、データを小さい順、あるいは大きい順に並べた時にちょうど真ん中にくる値を指します。

平均値は極端に大きな数値の影響を受けやすい特徴がありますので、中央値の方がより実態を反映した数値と言えるかもしれません。

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執筆者
谷口 裕梨

同志社大学卒。大学卒業後、京都中央信用金庫で投資信託や生命保険などを活用した資産運用アドバイス、相続相談、融資、為替業務などに従事。その後は福知山市役所で主に中小企業支援などに携わる。現在はこれまでの金融商品の知識を生かし、個人向け資産運用のサポート業務を行う。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などを保有。