「セカンドライフ」と聞いて、みなさんはどのようなイメージを持たれるでしょうか。
最近は「老後2000万円問題」の影響もあって、あまりよいイメージを持てないでいる人も多いかもしれません。
私は、大学卒業後からこれまで資産形成のアドバイザーとして、多くのお客様のファイナンシャル・プランニングを担当させて頂きました。
今回は、老後生活をしていく上で欠かせない年金ですが、いくらもらえるかについてお話ししたいと思います。
老後の命綱「国民年金」はいくらもらえるか
まずは、国民年金の受給額についてみていきましょう。
国民年金の受給対象者は主にフリーランス・自営業(第一号被保険者)で働かれている方と専業主婦/夫(第三号被保険者)となります。
厚生労働省年金局「令和元年度厚生年金・国民年金事業の概況」によると、現在の国民年金の男女別の受給権者数は以下のとおりです。
男子・・・1434万7670人
〈内訳〉
- ~1万円未満:1万2693人
- 1万円~2万円未満:6万803人
- 2万円~3万円未満:22万1983人
- 3万円~4万円未満:70万6206人
- 4万円~5万円未満:134万5582人
- 5万円~6万円未満:312万4529人
- 6万円~7万円未満:849万4551人
- 7万円以上:38万1323人