東証マザーズ株価指数は▲4%超安の急落、売買代金は9日連続で2,000億円超え
東証マザーズの出来高は1億1,881万株、売買代金は2,224億円となり、いずれも前日より小幅増加となりました。
売買代金は209日連続で1,000億円を上回り、9日連続で2,000億円を上回る高水準の商いでしたが、利益確定売りや見切り売りが多く出たと見られます。
また、株価指数も▲4%超安の急落となる大幅反落で引けました。大型株式市場同様に、こちらも安値引けでしたが、終値は1,200ポイント以上を維持しています。
日立製作所が逆行高で昨年来高値を更新、トヨタ自動車は大幅安で6日続落
日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄
- ファーストリテイリング(9983)
- 住友不動産(8830)
- アサヒグループホールディングス(2502)
ハイテク株が総じて急落する中、安定した業績が評価される日立製作所(6501)が一時+3%超高で昨年来高値を更新する逆行高となりました。ただ、その後は売りに押され、終値は小幅高に止まっています。
また、ハイテク株ではキヤノン(7751)、オリンパス(7733)、リコー(7752)など精密機器株も値を上げましたが、こちらもわずかな上昇に止まっています。
さらに、小売り株ではファーストリテイリングが大幅高で上場来高値を更新し、高島屋(8233)や三越伊勢丹ホールディングス(3099)など百貨店株が緊急事態宣言解除後の売上回復期待等から軒並み急騰しました。