東証マザーズ株価指数は4日ぶり反発、売買代金は8日連続で2,000億円超え
東証マザーズの出来高は1億572万株、売買代金は2,029億円となり、いずれも先週末より減少しました。
減りはしたものの、個人投資家の物色意欲は強く、売買代金は208日連続で1,000億円を上回り、8日連続で2,000億円を上回っています。
また、新興市場でも一部の主力銘柄に買戻しの動きが見られ、株価指数は4日ぶりの反発となりました。
銅価格上昇で住友金属鉱山が上場来高値に迫る急騰、トヨタ自動車は久々の5日続落
日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄
- 東京エレクトロン(8035)
- ソフトバンクグループ(9984)
- リクルートホールディングス(6098)
先週末に米国市場で半導体関連銘柄が大幅高となったことを受け、東京市場でも同関連が買われ、東京エレクトロンが上場来高値を付け、アドバンテスト(6857)も昨年来高値を更新、SUMCO(3436)とSCREENホールディングス(7735)が急騰し、ディスコ(6146)も堅調に推移しました。
また、この日もワクチン接種進行後の旅客需要回復が注目され、日本航空(9201)とANAホールディングス(9202)が揃って+5%超高へ急騰し、エイチ・アイ・エス(9603)も一時+8%超高へ急騰し、東海旅客鉄道(9022)などJR株も大幅高となっています。
その他では、直近の貴金属価格上昇、とりわけ銅先物(3カ月物)価格が約9年半ぶりの高値圏になるなどの上昇を背景とした業績拡大期待感から、住友金属鉱山(5713)が+7%超高の急騰となり、上場来高値に迫ったことが目を引きました。