富士電機、20年度の電子デバイス事業を上方修正 電動車向けパワー半導体が好調 2021.02.12 09:00 公開 執筆者津村 明宏 富士電機㈱は、2020年度(21年3月期)の電子デバイス事業(半導体+ディスク媒体)の通期見通しを上方修正した。パワー半導体の需要が旺盛なためで、売上高を当初見込みの1420億円から1490億円、営業利益は129億円から164億円へそれぞれ引き上げた。 記事の続きを読む 関連記事 クリー、NY新工場で8インチSiCを採用 SiC(Silicon Carbide=炭化ケイ素)ウエハーとこれを用いたパワー半導体&高周波半導体を製造している米クリー(Cree)は、2022年上期に稼働予定のニューヨーク州モホークバレー新工場で8インチ(200mm)のSiCウエハーを採用する。当初は6インチ(150mm)で立ち上げ、24年までに8インチを採用する計画だったが、同工場での6インチ採用をスキップし、大口径化でコスト競争力の強化と生産能力の拡大を急ぐ。これに伴い、21会計年度(21年6月期)の設備投資額を4億ドルから5.5億ドルへ引き上げた。 酸化ガリウムベンチャーのノベルクリスタル、大口径化を推進 酸化ガリウムウエハー/デバイスの開発ベンチャーである、ノベルクリスタルテクノロジーは、4インチエピタキシャルウエハーの供給体制を強化、大口径化を推進する。現状は開発用途の2インチウエハーが主体だが、酸化ガリウムを用いたパワーデバイス開発を普及させるため、より実用的な口径サイズの供給を増やす。 車載用LiB、ギガファクトリーが一気に立ち上がる 2016年11月の「パリ協定」の正式発効、それに欧州各国、米国、日本を含めて50年までに温室効果ガス排出をネットゼロとする野心的な取り組みを背景に、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)といった電動車の需要が本格化している。そうしたなか、EV3種の神器の1つである車載用リチウムイオン電池(LiB)への投資が活発化している。LiBメーカー大手や新興LiBメーカーらが強気な設備投資プロジェクトを進めており、25年におけるLiB生産能力を現在の4倍以上に押し上げる予測だ。車載用LiBの動向をまとめた。 驚異の原子力電池、次世代蓄電池の本命となるか 100年超の長寿命・充電不要、核廃棄物を有効利用 自動運転へ車載用LiDAR離陸間近 ~既存ADAS技術+αの有力候補~ LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #富士電機