今年は#STAYHOMEなどの影響もあり、キャンパー人口が加速度的に拡大中。初の冬キャンプに挑むためにアウターを探しているという人も多いのでは? それでもって何ならタウンユースとも兼用できると良いな…と思っているのでは?! ということで、冬キャンプ&タウンユース兼用のアウターを紹介する短期連載がスタート。
vol.3は渋谷 ANCHORで見つけた〈ローター〉のブリザテックナイロンフードブルゾン。スタッフ・太田さんにおすすめポイントやコーディネートのコツも聞いてきました!
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\教えてくれたショップスタッフ/
〈ローター〉をフルラインナップで揃える直営店ANCHOR(渋谷)のWEB企画担当。趣味はスケボーとガンプラ作り。
1年温めてリリースしたブリザテックの中綿ブルゾン
ーこのアウターは透湿防水素材「ブリザテック」を使用しているとのことです。この素材にはどんな効果がありますか?
ブリザテックは撥水・防水・透湿性に優れている素材です。保温性の高いアイテムって内側に暖かい空気が滞留してしまうんですけど、それを逃がす効果があるんですよね。蒸れにくいっていうのが結構ポイントです。ただ、火には弱いので焚き火には気をつけていただかないと…。
ーまあ火はしょうがないですよね…。内側は中綿入りですか?
中綿を分量多めに入れています。あと身頃の裏地はフリース、袖裏はキルトの中綿です。着込みすぎると逆に暑いくらいです(笑)
ー冬キャンプでの防寒性はいかがでしょう?
冬キャンプを想定して作ったので大丈夫だと思いますよ。逆に街着でしたら、シャツの上からで十分だと思いますね。下にニットとか着てしまうとちょっと暑すぎるかもしれません…(笑)
ーおお、それなら安心ですね。そういえば昨年もブリザテックのアウターをリリースしていましたよね?
去年はブリザテックのアノラックをリリースしました。実はそのタイミングで今回のようなブルゾンタイプも作っていたんですけど、初期サンプルの仕上がりがあまりよくなくて。納期も間に合わないので、一回温めて練り直そう…ってことでできたのがこのブルゾンです。
ー満を持してのリリースですね。
最初はダウンジャケットみたいなシルエットにしようとしていたんですけど、最終的にミリタリーっぽい雰囲気のブルゾンになりました。ガバっと羽織れるようにアームも大きくして、今年っぽいサイズにしたって感じですね。
ー細部のディテールがクラシックですよね。フード部分がキャップみたいになっていたり。
雨天時にも雨で濡れて視界が遮られないように、フードにはツバを付けています。テントの設営など、傘やカッパ着て作業するのがちょっとだるいなってときに、これをバサッとかぶって設営したりしてもいいのかなと。
ー防水性もあるので小雨のときには重宝しそうです。
日常ではそんなに使うものではありませんが、まあある方が雰囲気も良いですよね。ライダースのコインポケットとかもそうですが、今は使われてないものもデザインとして残すっていう。
ータウンユースで着るときのおすすめのコーディネートはありますか?
タウンユースでしたら、ワークパンツなんかは合わせやすいですよ。ちょっとキレイにコーディネートするならば柄物のスラックスと合わせてもバランス取りやすいと思います。
ーグレーのワークパンツを合わせると、カジュアルだけど落ち着いた雰囲気で良いですね。
あとはアウターとボトムスが単色なので、キャップやインナーで柄物を取り入れて変化をつけながら着回していただくのがおすすめです。今回はオレンジのニットキャップに、ネルシャツを着ています。これだけで結構印象が変わりますよ。
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Info
ANCHOR
住所:〒150-0047 東京都渋谷区神山町9-17
営業時間:13:00 – 20:00
定休日:水曜、日曜(隔週で土曜)
※緊急事態宣言の発令を受けて、2月7日まで臨時休業。Webでの販売・発送には対応する。
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