「もしかして監視されてる?」

近居の実母の迷惑な行動

「結婚してから、実家の近くに家を建てました。お互い助け合えるのでいいかなと思ったのですが、ちょっと失敗したかなと後悔しています」

1歳の子どもがいるSさん。現在は専業主婦として家にいるそう。それをわかっているからか、実母は「買い物に寄ったからついでに」「ちょっと孫の顔を見せて」と、アポなしでよく家に遊びに来るのだとか。

「来ること自体は問題ありません。ただ、いちいち家の中をチェックされるのがストレスなんです。『洗濯物まだ取り込んでないの?』とか、『また散らかして…片付けてあげようか』とか…」

しかも、実母のチェックはそれだけではないそう。

「この前は、『昨日は車がなかったけどどこか行ってたの?』なんて言われました。毎日監視されているようで、正直息が詰まります。私は私の生活のペースがあるんだから、放っておいてほしいです」

いつどこで見られているかわからない状況。いくら実母とはいえ、あまりいい気持ちはしませんね。

さいごに

実の母娘であっても、「合わない」と感じることはあるでしょう。また、結婚していったん離れてみることで、初めて気付く本性もあります。

それを突き詰めると、ノリやソリのレベルではなく、感覚のズレ、さらには価値観の違いの話にまで発展しそうか気がします。ここで一番たいせつなのは、「もう別々の家族だから」いう割り切りかもしれません。

無理にペースに合わせてストレスを溜めたり、意見を述べてトラブルに発展させることは、得策とはいえないのかも・・・と筆者は感じます。

犬養 のぞみ