令和のママ友づくりに欠かせない注意点とは?
新型コロナの影響で地域の子育てサークルやオープンスペースが次々と一次休止となり、リアル世界でのママ友づくりはより難しく、「孤育て」のリスクも高まっています。そうしたことも影響し、令和の時代はオンラインでのママ友づくりが一層活発化していくと思われます。
顔の見えないネットコミュニケーションにおいては、相手を見極める力や情報リテラシーがより深く問われることとなるでしょう。安易に相手を信用することは、自分だけでなく子どもや家族を危険にさらすことにもつながりかねません。
チャットの最中などでは、つい勢いに流されがちになります。事前に自分の中で信頼するかどうかの基準を考えておいた方がよいでしょう。
例えば「仲良くなるのを急いでいるような気配はないか」「外部のサイトへ誘導しようとしてこないか」といった点は要チェック。自身の側でも「自分や子どもの住所や通園(学)先がわかる情報を安易に出さない」「意にそわないことには遠慮せずNoと言う」などのマイルールをつくっておくといいかもしれません。
実際に会うことにした場合も、最初は人気のない場所は避けたいもの。本気でママ友づくりを考えている相手であれば、そうした慎重な行動を好ましく感じることはあっても、嫌がることはないでしょう。
便利で楽しいママ友づくり、リスク管理を忘れずに
孤独に陥りがちな子育て中は、同じような境遇のママ友とのおしゃべりがとっても大切です。時には癒しに、時には育児の情報共有につながるママ友づくりも、今やスマホ一つでできる時代。
ただし安易に出会いを求めるのではなく、しっかりと信頼できるママ友とだけつながるよう、くれぐれもご注意くださいね。
中川 むすび