20年iPhone新機種は一部ミリ波対応、AiP市場が本格離陸

カスタム設計品を搭載か

クアルコムのAiP「QTM052」

本記事の3つのポイント

  • 今年発売予定のiPhone新機種は初の5G対応、一部モデルがミリ波に対応
  • 全機種が有機ELディスプレーを搭載しているほか、ミリ波対応機種はアンテナ部が刷新されている
  • アンテナモジュールは独自設計のカスタムAiPが搭載されている可能性
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 2020年のiPhone新機種は10月13日に新製品イベントが開催され、10月末から販売が開始される見通しだ。5G対応のスマートフォンが各社からリリースされるなか、アップルも初めて対応機種を発売、一部はミリ波にも対応するかたちとなっている。

 ミリ波対応機種の登場によって、期待されるのがアンテナ部品をモジュール化させた「AiP(Antenna in Package)」市場の拡大。関連する部材各社も近年、AiP市場の本格離陸に大きな期待を寄せており、iPhone新機種での搭載は市場拡大を後押しする格好の材料となりそうだ。

新機種は4モデル

 iPhone新機種は現状で4モデルが発売されるといわれている。ディスプレーとカメラ、ミリ波対応の有無でそれぞれ差が付けられているほか、全モデルが有機ELディスプレーに切り替わる見通しだ。これまで新機種の一部に液晶ディスプレー搭載モデルを残していたが、今後は廉価モデルの「SE」シリーズだけが液晶モデルとなりそうだ。

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執筆者
電子デバイス産業新聞

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