ちょっとした体調不良であればまずは「一次救急」へ

一次救急は、入院の必要がない帰宅可能な患者さんに対応している救急病院です。救急車で運ばれることは、ほとんどないでしょう。

休日夜間急患センターのほか、救急指定を受けている地域の開業医や病院が1日ずつ在宅当番制となっているケースもあります。

救急車でよく運ばれるのがココ!「二次救急」


二次救急は24時間いつでも入院や手術が必要な患者さんを受け入れることができる救急病院です。救急車で運ばれる場所として一番多い病院となっています。

二次救急病院の体制には2種類あり、いくつかの病院が当番日を決めて救急医療を行なう「病院群輪番制」、地域の拠点病院の施設に地域の医師が出向いて診療をする共同利用型病院方式があります。

医療ドラマの舞台となることが多い「三次救急」

三次救急は二次救急では対応できない、重度の外傷や重篤疾患に対応する病院です。ドラマでよく目にする「救命救急センター」や「高度救命救急センター」などが設置されており、24時間体制で患者の受け入れをしています。

ちなみに、高度救命救急センターは厚生労働大臣が認めた施設しか名乗ることができません。